皮膚病という概念

昨日、皮膚病のセミナーに行って参りました。
当院のブログで過去にも述べたように、皮膚病治療は特に変化が目覚ましい分野かと思います。
5年前は正しい事が、現在は覆されたり・・・
もちろん基本指針は変わりありません^^

主にアレルギーの話であり、基本的には今まで当院でお伝えしてきた事と変わりありませんが
間違ってお伝えしていた事があるのも事実です。

私個人としても、大きく宣伝はしていませんが皮膚科診療には力を入れています。
当院の皮膚科診療指針は以下の通りです。

①動物を痒みストレスから開放する事をまず第一に考える
②いい状態をなるべく維持する事
③原因の追及と原因の除去を考える

③において、アレルギー検査をやや否定的に捉えていた私ですが、今回やや考えが変わりました。
と言っても、100%の信頼を置いているわけではありませんが・・・^^;
しかし診断の一助にはなるであろうという認識が持てました。

また治療においても外用剤が見直されているという事実。考えさせられました。

さらに、皮膚病というだけで100%治しきらないとダメだと思う固定概念をなくしなさいという言葉。

今までの当院の診療において、否定的なものを肯定させられる内容でした。
こういう時に大きく成長できる気がしています。

いいと思ったものは積極的に取り入れています。
皮膚病でお悩みの方、お気軽にアシル動物病院までご相談下さい。
飼い主様と獣医で一緒に考え、動物を痒みストレスから解放してあげましょう!